演劇、音楽、古着など多様な文化で賑わう下北沢。
近年は小田急線の地下化や駅前の大規模再開発によって更にヒートアップしています。
10月はメディアに毎日のように登場する『下北沢カレーフェスティバル』開催中。
昨年のカレーフェスはコロナ禍にも関わらず18日間で12万人を集める盛況ぶりだったそうです。
そんなめまぐるしい進化を続ける下北沢の線路跡地に出現した新スポット『reload』。
こちらで9月24日(土)~25日(日)に開催された『開放空間 ART exhibition & experience』に参加させていただきました。
9月30日のブログ『詩文で伝える心』の続きを書いていきたいと思います。
まずは、お越しいただいた皆様、遠くから応援して下さった皆様、イベントを共に創り上げた出展者の皆様に心よりお礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
会場のreload1階エントランスホールは展覧会仕様ではなく、展示には特別な工夫が必要でした。
そんな、みんなが初めての場所で初めてコラボするメンバー。
それぞれの作品のポストカードも
主宰のKei LifeGardenさんは、この唯一無二の素敵な場と真摯な想いのこもった作品の、集合体としての美を深く追求して下さいました。
展示の立体模型も作成
搬入・展示作業も緊張感に包まれてのスタート。
しかし、綿密な準備と心配りのおかげで7名のこだわりや個性が発揮されつつも伝統と新しさが響き合うなんとも素敵な空間が生まれました。
クリスタルボウルの生演奏
テーマは、『長いあいだ閉ざしてきた心の窓を開け放って、深呼吸するように見て・聴いて・感じて、新しいあなた自身を発見してください。』というもの。
初日の土曜日は台風の影響で雷雨に見舞われたにもかかわらずたくさんのお客様が足を運んで下さいました。
しっとりと雨に濡れた建物も晴れの日では味わえない艶やかな光景。
外側から撮影した写真は幻想的で別世界のようでした。
同時期に『ムーンアートナイト下北沢』のイベント開催中で、前の広場には美しい月も出現。
ルーク・ジェラム《Museum of the Moon》
二日目の日曜日は目の覚めるような快晴。
青空に誘われて更に大勢のお客様
明るい光の中で風に揺られる様子は清々しく、また違った表情を見せてくれました。
作品とはただ飾って見ていただくだけではなく、その場の皆さんと空間を共有して創り上げていくことに無限の楽しみがあるのだと実感。
遥水書トートでいらした影山晃子さん
夜が更けても人波が途絶えることのないreloadは何よりもありがたい場でした。
『五感を開放して外の世界や自分の内面をより大切にして次の未来へ向かおう』
私達が投げかけた世界を受け止めていただけたのではないでしょうか。
友人、知人、生徒さん、出展仲間はもちろん、初めましての方々とも広くつながりあうことの尊さ。
出展者全員、きっと無上の喜びを感じていたと思います。
この場を借りて改めて感謝申し上げます。
詩・画 Life Garden 遥水書(250㎝✕370㎝)
すべてを疑え すべてを信じろ
四季折々の空気の匂い 刻々と遷る空の色
夜の向こうを流れる車の微かな音 嵐の前に吹く風
自分の五感を通じてかんじとり この心が動いた実感だけが
二つと同じ形のない私を作っていく
(漢字、右より)色・実・容・虚・空・花鳥風月・光・森羅万象
下高井戸にある書道教室