長かった緊急事態宣言がようやく明けました。
まだまだ不安があるとはいえ少しずつ日常が戻りつつあります。
生活は変わらないのかなと思っていましたがやはり気持ちは明るくなりますね。
そんな素敵な秋を感じる写真をいただきました。
Nさんいつもありがとうございます
10月5日~7日は、ロゴや題字を担当させていただいている『座☆吉祥天女』さんの公演が無事に開催。
コロナで長く会えなかった友人二人と久しぶりに清澄白河散歩をして観劇。
短い時間でしたが積もる話を夢中になっておしゃべりしました。
もちろんマスクはしっかりとつけて。
隅田川沿いのカフェでは犬を連れてオープンテラスでくつろぐ人の姿や、地図を片手に寄り添い歩く高齢のご夫婦も。
名物の深川めしや佃煮屋さんが並ぶ通りではユニークなかかしの展示会も行われていました。
日本髪に簪、和服姿の女性のかかしは江戸下町の面影が残る街並みにピッタリ。
なんだか旅行をしているような開放的な気分になります。
『おたふく物語』が上演される劇場は、深川江戸資料館の2階。
1階の常設展示室には、江戸時代末(天保年間)に深川の人々が暮らした街並みが再現されています。
観劇の度に何度も訪れている大好きな場所。
原寸大に建てられた長屋
生活の音や光まで忠実に体感出来るあの世界に浸れるかと思うと本当に嬉しく、2年ぶりに堪能しました。
暮らしてみたい
八百屋さんでは季節ごとに置かれている野菜が変わり、家々のしつらえも変わります。
三味線の師匠、於し津(おしず)さんのおうちは風流なお月見飾りが施されていました。
当時の月見団子は二寸(直径約10㎝)!
座☆吉祥天女さんのお芝居は人情とユーモアの溢れた温かい日常が描かれていて、姉妹の愛、兄妹の愛、夫婦愛とシーンごとに涙なみだ。
コロナで窮屈な生活の中に少しずつ溜まった疲れが感動の涙で全部洗い流されたように感じました。
美しい清澄白河を友人とゆったり歩き、数十年来続く友情に触れて気持ちを新たにする。
コロナ前が復活したような一連のひとときも舞台をグッと引き上げる特別な力になったのだと思います。
お芝居はハッピーエンドで終演、安らぎと希望に満ちた気持ちで帰途につきました。
来年は同じ場所で11月中旬に開催決定とのこと。今からとても楽しみです。
書道教室も、夏休み明けから感染対策を強化(マスク・消毒・検温・換気)して安心安全に行っています。
生徒の皆さんにはコロナ禍にあっても変わらず意欲的に通っていただいて感謝するばかり。
これから書教の昇段級試験期間です。
受験する生徒の皆さん、書き込み頑張りましょう。
10月のお手本
下高井戸にある書道教室