2025.12.20
12月20日 年末年始

今年のクリスマスは平日ど真ん中なのと物価高による節約志向で、自宅でささやかに楽しむスタイルが多いようですね。

皆さまはどのような計画を立てていらっしゃいますか?

先週末、今年最後の書展見学のためクリスマスムード高まる銀座へ。

 

 

ガラス張りできらめく松屋銀座の外壁

 

1年で一番華やぐ街並みも楽しめました。

 

 

輝きを増す『MIKIMOTO』銀座4丁目本店

 

夜はライトアップされて更に美しいことでしょう。

デパートの飾り付けもクリスマス、プレゼントを選ぶたくさんの人で賑わっていました。

 

 

ゴージャスな銀座三越エントランス

 

いつも注目を集める銀座和光本館のウィンドウディスプレイ。

ホリデーシーズンの今は、「未知の扉を開こう」という思いを込めたという可愛らしい9つのドアが登場。

 

 

『開』 2025年11月6日~2025年12月25日

 

Open Mind, Open Door!

扉を開けるのは、いつだってあなた。
その小さな動作が、世界を変える。

 

何かと気忙しい年末の心に響く、素敵なメッセージが添えられていました。

そんなクリスマス一色の銀座でも、350年以上の歴史を誇る老舗文房具店、鳩居堂のディスプレイはバッチリお正月。

 

 

クリスマスに忖度無し

 

いつもお世話になっている高部貴仙先生よりご案内いただいた『千歳会刻字展』にお邪魔しました。

 

 

鳩居堂画廊3階・4階

 

毎日展で見かけることはあってもなじみの薄かった新しい書の表現の一つ「刻字」。

 

 

紙に書いた文字を木に彫って着色するアート

 

高部先生に出逢い、色々な場でご一緒させていただくようになって奥深い刻字の魅力が少しづつわかるようになりました。

 

 

金箔や銀箔、胡粉(白)、岩絵具など色彩豊か

 

いつも懇切丁寧に解説していただき、感謝しかありません。

 

 

高部先生の作品『明日好』

 

先生の作品は、目の覚めるようなコバルトブルーの大空に白い雲が鮮やかに浮かんでいるような清々しい空気感。

「明日が好きっていい言葉でしょ。」と笑顔で話され、一年を締めくくるこの時期に大きなエネルギーをいただきました。

先生、本当にありがとうございました。

 

さて、書道教室は来週から書初め練習が本番です。

 

 

冬休みの宿題の定番「書初め」

 

小学校1,2年生の硬筆の書初めから始まり、3年生以上の毛筆の書初めは学校や学年によって文字も紙のサイズも千差万別。

 

 

左より「半紙」「八つ切り」「半紙3枚版」「条幅(半切)」

 

書道用の紙の基本になっているサイズを「全紙」(約69㎝×136㎝)といい、それを半分に切ったものが「半切」(条幅とも言います)。

床の間に飾る掛け軸の大きさと言えばわかりやすいでしょうか。

全紙を8等分したものが八つ切り。

この他にも、八つ切りより少し大きめの「東京小判」、半紙3枚版より少し大きい「東京版」など、生徒さんの課題に応じたお手本書きも1年で1番の繁忙期。

上の写真、左2枚は自運ですが、「光風動春」は顔真卿の楷書作品「顔氏家廟碑(がんしかびょうひ)」の臨書、「天風氣清」は、王羲之の名品「蘭亭序(らんていじょ)」の臨書。

古典の精神を表現出来るよう、一点一画に細心の注意を払って仕上げて生徒に手渡し、一緒に創り上げていきます。

書初めで書技と心の成長にも繋がることを願っております。

冬休み明け、年始の教室の書初めはみんなでワイワイ「書いて飾れるカレンダー」制作を予定。

 

 

大きいサイズの鳥の子カレンダー

 

こちらは書初め用の大きな筆にたっぷり墨を含ませてドーンと元気よく書いてほしいと思っています。

何枚も書いた中から良いものを選ぶのではなく、様式の決まっているものに一発書きするのは緊張や怖さも伴いますね。

書道ではこうした一発に掛ける思い切りの良さが試されることがよくあります。

自分の心に打ち勝ち、最高のものを作る醍醐味も味わってもらえたらと思います。

色々なお手本も用意しました。

 

 

何事も馬(うま)くいきますように

 

好きなお手本を選んでも書いても良し、お手本にかかわらず好きな字を書いても良し、年頭に新しい気持ちで特別な1枚を作りましょう。

2026年の年の初めにどんな傑作が生まれるか楽しみです。

 

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