2025.11.30
11月30日 みなぎる意欲

一昨日28日(金)夜のレッスンにやってきた高校生の生徒さん。

帰り際、12月のレッスンを1月に振り替える話を聞いて、「あれ?じゃあ年内は今日で最後になるね、良いお年を~だね!」。

「あ、そうですね!先生も良いお年を~」と笑い合って、もうそんな時期かと唖然としました。

 

東京は街や公園が赤や黄色に染まり紅葉真っ盛り。

我が家の周りにもイチョウの大木があり、ベランダ越しに大迫力の景色を見ることが出来ます。

 

 

しばらくの間のお楽しみ@桜上水

 

11月といえば3日に文化の日があったり、芸術の秋とも呼ばれる通り秋の展覧会が目まぐるしく開催。

私もあちこち足を運びました。

11月11日~17日の「税を考える週間」に合わせて開かれる、区の小学生書道作品展。

 

 

烏山区民センター@世田谷区南烏山

 

小学校の授業で書いた作品の中から選抜された秀作が展示されます。

 

 

5年生は「思いやり」6年生は「税を考える」

 

遥水書道院の生徒も普段の成果を発揮していました。

 

 

北沢税務署@世田谷区松原

 

しもたかステーション教室5年生Yちゃんの作品には金の短冊。

一点一画に気持ちが行き届いた堂々とした書きぶりで見事でした。

 

 

優秀賞おめでとう!

 

11月15日は、私の小学校時代に地元岩国の書道教室で一緒だった翠邦先生からお誘いいただき「ハーモニーみどりふれあいまつり」へ。

 

 

中山地区センター@横浜市緑区

 

翠邦先生の生徒さんは長く通われているベテランの方から60代、70代になってから習い始められた方まで幅広く、大人中心の落ち着いたお稽古場。

 

 

先生直筆の流麗な看板

 

皆さん古典に立脚した様々な形態の書美を追求しておられ、とても勉強になります。

 

 

生徒さんの個性が表れた作品展

 

こうした通常サイズの作品を書いて楽しむことはいくつになっても続けられますね。

年齢を重ね、たとえ手先が震えるようになったとしてもそれも味わいになるようなものは他になかなか望めないのではないでしょうか。

あたたかなまなざしで一人一人に寄り添ってくれる翠邦先生とその生徒さんの内に秘めたパッションが伝わる展覧会でした。

先生、作品解説からお茶の時間まで有意義なひとときを大変ありがとうございました。

 

その週は、書教でお世話になっている常務理事の尾﨑康行先生よりご案内をいただいて『第51回成和書展』も。

 

 

好文画廊@中央区日本橋浜町

 

好文画廊さんは明治座にほど近い大通り沿いにあり、1階は全面ガラス張り、2階も2部屋に分かれた広々としたスペースで素敵なギャラリーでした。

 

 

2階はスキップフロアで立体的な空間

 

尾﨑先生の重厚で格調高い作品を鑑賞させていただき、作品解説や普段の学びについても貴重なお話を伺うことが出来て誠に有難いひととき。

 

 

白雲深處聞鶏犬 

 

そして最後は日展。

 

 

国立新美術館@港区六本木

 

いつも落款印を作っていただいている書印会池田樵舟先生よりご案内をいただきました。

先生の知識と長年のご経験、緻密な技の光る作品。

 

 

祈春報秋・聲被寰中

 

今にも生きて動き出しそうな篆刻も素晴らしかったですが、左側の年季の入った書にも引き付けられました。

先生、いつも深遠な古代文字の世界を見せていただきありがとうございます。

 

書教名誉会長、高木厚人先生の美しい仮名作品もじっくり鑑賞。

 

 

月の景色

 

井茂圭洞先生が書かれた書がデザインされたポスターも洗練されていて魅了されました。

 

 

 

 

こうした展覧会のどの場に立っても実感するのはとにかくみなぎる意欲。

小学生であっても一般の書道愛好家でもプロの書道家でも変わらない、筆先に宿す「思い」が強い訴求力を生み人の心に触れる。

それが見る人の、人生を謳歌しようとするエネルギーにつながるのではないでしょうか。

12月も楽しみにしている展覧会がいくつもあります。

皆さんとまたここで分かち合えたらと思います。

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