2026.01.20
1月20日 初春の熱海旅

12月からの繁忙期が落ち着き一息ついたところで、熱海へ一泊旅行に出掛けました。

 

 

新宿駅から心弾ませ特急『踊り子』乗車

 

観光客で大盛況の熱海駅前商店街では、蒸したての温泉饅頭がそこここで湯気を立ち昇らせて雰囲気満点。

 

 

甘い香りでアツアツホカホカ

 

お土産物屋さんや地元グルメのお店が並ぶ賑やかな商店街をぶらりした後、路線バスに乗って最初に訪れたのは『起雲閣』。

「熱海の三大別荘」と称され、大正、昭和の多くの文豪からも愛された熱海のお宝スポットです。

 

 

大正8年に東武の根津嘉一郎が別邸として建築

 

今日1月20日は1年で最も寒さが厳しくなると言われる大寒ですね。

まさに冬真っ只中ですが、温暖な熱海は日本で最も早く梅が咲くそうで、いち早く春を感じることが出来ました。

 

 

起雲閣のお庭に咲き誇る紅梅

 

約1,000坪の美しい日本庭園や、太宰治、志賀直哉、谷崎潤一郎など名だたる文豪たちが執筆のために滞在したお部屋も見学。

ロマンに浸りました。

 

 

大正・昭和の和洋の粋を集めた建築美も堪能

 

特別展として熱海市名誉市民の脚本家、橋田寿賀子さんの生誕100年記念展も開かれていました。

 

 

熱海に50年近くお住まいだったそうです

 

TVにくぎ付けになってみていた「おしん」や「渡る世間は鬼ばかり」の直筆原稿や台本に当時の生活を懐かしく思い出し、しみじみ。

「おしん」は1年の平均視聴率52.6%という今では考えられない一大ブームを巻き起こし、世界60カ国以上で放映されて大ヒット。

1983年4月4日にNHKで初回放送、奇しくもその38年後の4月4日、橋田さんは95歳で天に召されたそうです。

 

 

創作への真摯な姿勢と日々の健康管理に感動

 

趣のある起雲閣でかつての文豪たちに想いを馳せた後は、再びバスに乗って人気の來宮神社(きのみやじんじゃ)へ。

 

 

熱海の王道パワースポット

 

ここは明るい若草色の竹がたくさん生えていてとても清々しく気持ちのいい場所でした。

樹齢2,100年という御神木の大楠に触れ、透き通った冷たい湧水に手を浸して、知らず知らずのうちに心がフワッと軽くなるような気分に。

 

 

豊かな緑と優しい光に包まれた癒やしの神社

 

さあそして、熱海といえばこちらでしょう。

『金色夜叉』の貫一お宮。

 

『⋯ああ、宮さん、こうして二人が一処にいるのも今宵限りだ。⋯いいか、宮さん、1月の17日だ。⋯来年の今月今夜になったならば、僕の涙で必ず月は曇らしてみせるから。⋯』

 

 

現代ならコンプライアンスでアウトですね笑

 

貫一の名ゼリフで有名な、熱海で一番行きたかった場所。

1月17日の月の夜、ここ熱海海岸を舞台にした架空のシーンなのに、2人が実在して実際にあったことのように感じ、心奪われます。

 

 

銅像の隣にあるお宮の松も人気

 

宿泊はお宮の松の正面にある熱海パールスターホテル。

ロケーションの良さで何気なく決めたホテルでしたが、訪れてビックリ。

2022年に開業されたばかりの新しく美しい、最高級、最先端のラグジュアリーホテルでした。

 

大浴場はインフィニティバス、全室温泉付き

 

思いがけず、想像を遥かに超えたくつろぎの滞在に。

ホテルの良かった点はキリがないですが、1つ上げるとしたらやはりお部屋や大浴場からのビュー。

朝焼けに始まり、澄み切った青空と海の美しい昼間の光景、キラキラの夜景といつまでもボーッと眺めていたいほどでした。

 

 

熱海に行かれる際は是非、おすすめです!

 

翌日は、山1つ分が美術館なのでは?と思えるほど壮大な自然と融合したMOA美術館を満喫。

 

 

相模灘の眺望も絶景でした

 

心身共に癒された熱海旅。

今回の熱海にあたり、たくさんのかたから貴重な情報をいただいてとても助かりました。

旅の情報誌「るるぶ」の熱海版を貸して下さったり、地図やホテル情報をプリントアウトして届けて下さったかたも。

皆さん、子どもの頃に家族で良く行かれていたり、大人になってからも何度も行かれていたり。

それぞれ楽しい思い出がギュッと凝縮されていて、熱海を語るお顔の朗らかなこと。

熱海の地は人々の心に深く根を下ろし、時を超えてあたたかく包みこんでくれる心のふるさとなのでしょう。

「また来たい!」と強く思わせてくれる熱海。

皆さんのおかげで本当に忘れられない旅になりました。

ありがとうございました。

季節を変えて是非また行ってみたいです。

 

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